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50代の資産は足りる?定年前に知る「5年の空白」と対策

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50代に入ると、多くの人が「なんとなくの不安」から「具体的な危機感」へと変わります。

その理由はシンプルで、定年と年金受給が現実の数字として見えてくるから。

特に衝撃なのが、ねんきん定期便で「思ったより少ない」と感じる人は少なくありません。

例えば月15万円前後の受給見込みの場合、現役時代の生活水準を維持するのはとても難しくなります。

さらに大きな問題が、60歳定年後から65歳までの「空白期間」で、この5年間、完全な無収入になることは少ないものの、再雇用では給与が3〜5割減になるケースが一般的。

仮に年収600万円だった人が300万円に下がると、生活は一気に厳しくなります。

生活費の目安として、夫婦2人で月25万円程度かかるとすると、年間300万円。

収入との差額を貯蓄で補う必要があり、5年間で数百万円単位の取り崩しが発生します。

さらに見逃せないのが長寿リスク。

日本では平均寿命と健康寿命の差は約10年前後となっており、この期間に医療費や介護費が増える可能性があります。

例えば介護費用は平均で月8〜10万円程度と言われ、長期化すれば資産への影響は大きくなります。

ではどう対策すべきか?

ポイントは「資産を守りながら使う」ことで、まず、取り崩しの基本は「年間4%以内」を目安にする方法があります。

仮に金融資産が2000万円なら、年間80万円までに抑えるイメージです。これにより資産寿命を延ばせます。

次に重要なのが、収入を完全に止めないことで、再雇用に加えて、週数日の仕事やスキルを活かした副収入を持つだけでも心理的・経済的な余裕が生まれます。

今すぐできる行動もあり、まずは固定費の見直し。

保険、通信費、サブスクなどを整理するだけで月数万円の改善も可能です。

さらに、自分の資産を「見える化」することも重要で、預貯金、退職金見込み、年金額を整理し、簡単なシミュレーションを行うだけでも、漠然とした不安はかなり軽減されます。

50代は「遅い」のではなく「まだ間に合う」最後のタイミングです。

現実を直視し、小さくても具体的な行動を積み重ねることが、老後の安心に直結します。